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◆ 薬師山

薬師山は国道7号線鷹巣から二ツ井に向かう途中の郡境にある海抜187メートルの小さな山である。平成19年の秋田国体、巨大スギッチ(大会マスコット)の絵がユーモラスで7号線を通るドライバーや大館能代空港から発着する飛行機の窓から見る人の目を楽しませてくれる。11月~12月には巨大スギッチがライトアップされロマンチックで幻想的な雰囲気を楽しむことが出来る。

薬師山の登山は落葉樹の稜線をたどるとゆっくり歩いて30分で頂上に至る。展望は非常によく、合川、森吉山、飛行場、アクセス道、鷹巣、米代川、田代方面がよく見える。残念なのは、薬師山に登れば能代の海が見えるといわれていたが、西側能代方面の木が伸びて見えなくなった。山頂を中心として東は北秋田市で、北、西、南は能代市になった。昭和30年までは七座村だった。

◆ スキー場

スキー場は昭和30年代後半、爆発的スキーブームのなか生まれた。薬師山のほか二ツ井では中山スキー場、鷹巣では鉢巻山スキー場、どこでもスキー教室は大盛況であった。今泉では財産をつぎ込んでロープ塔を増設した。ロープ券の売り上げで年間1000万円超えたことがある。当時から今泉ではスキーが盛んで、小中学校のみならず、高校大学でもつづけ、各種大会で優勝する人が続出した。今泉でもゲレンデの改修やテーバー設置し投資をつづけている。ファミリーゲレンデとしてシーズン2万人の来場を見込んでいる。

平成18年、秋田県北最大級の「スノーボードパーク」が完成した。クオーターパイプ、ボックス、ジャンプなど、見るだけでも楽しめるイベントになりそうだ。

スキー場で楽しむのは冬だけではありません。春からお盆まで毎日のようにワラビとりの人が見られました。夏にはヒマワリも咲いています。秋には中腹でシロ、ピンク、アカのコスモスが咲き見る人を楽しませてくれます。平成18年6月、約150本のすだれ桜を植樹しました。春には柔らかなピンク色のサクラを楽しむことができるでしょう。

これからの薬師山スキー場は春夏秋冬、目がはなせない。

◆ 大堤

今泉村は江戸、明治、大正、昭和と常に開墾し水田を増やしてきた。この水田に供給する水源が多くある。つまり大堤、新堤、お寺沢、竜ケ鼻、仲村堤、喜平治堤などで、この堤で魚やエビ貝とり、そして野菜を洗うなどに利用者されていた。

今泉大堤の築堤が約300年前と推定される。堤の周囲は約4キロ昭和52年8月秋田県自然保護課より、今泉自然環境保全地域とし周囲の山も含め37.5haが指定された。このとき一周の遊歩道もできた。国道7号線から北約50mの対岸に鳥居が見える。少し奥の方に弁天様の祠がある。祠の横左右に約200年以上と思われる樅の木が神木として植えられている。7号線バス停からもよく見える。

弁天は弁財天とも書く、本来は女神で河川、水、豊穣の神さらに学問、芸術の守護神として信仰されている。今泉では大堤の豊かな水の恵みで豊作が約束され財を成すよう祈り大切にされてきた。